星空を撮影する方にとっての朗報。
今回、発表されたNikon Z9のモニターは通常のモードに加えて、全体のモニター色を変更することができる。
赤色のモニターに変更できるというのだ。

カメラの絞りと同じように、人間の目の瞳孔は『暗順応』を自動で行ってくれる。
人間の目は非常に良くできているので、大切にしたい。
あまり聞き馴染みの無い単語『暗順応』
目の瞳孔は、暗い場所に居ると開く。
というのも、暗い場所でしっかりと光を取り込んで、暗い中でも情報を得ようとしてくれる。
簡単な解説にはなるが、これが『暗順応』と言える。
反対に、眩しい光や太陽など、明るい場所に居る場合は瞳孔が閉じていく。
このことを『明順応』と呼んでいる。
よく、星空撮影など夜に行う撮影では、通常の白色ライトを使わないのが望ましいとされている。先程、解説した暗順応に影響するためだ。
人間の目は、暗さに馴れるまで30分〜1時間弱かかると言われており、なんと一度明るい光を見るとリセットされてしまうという。
そこで、赤色ライトを用いることで、最初は非常に暗いと感じても、暗順応に影響が出ない状態で暗さに目を馴れさせることが可能だ。
そう、今までのカメラはモニターが非常に明るく、事前に明るさを控えめにすることで対処してきた。
それが、Nikon Z9から搭載された新機能として、モニターを赤色に設定する機能が搭載されたというのだ。
さすが、最高機種のフラッグシップモデルと言える。
今後、他の機種にも適用されるのかは不明だが、Nikon Z9にはファームウェアのアップデートによって機能のアップデートが組み込まれているので、他機種への展開も望まれる。
代表的なファームウェアのアップデートに関しては、8K UHD 30p、60pになるなど、かなり魅力的なアップデートが期待されている。
Apple MacなどのOSバージョンアップの期待度と同じく、Nikonのアップデートも中々期待できそうだ。
本記事のおまけ情報として、モニターキャプチャを元に赤色への変更の道筋を残す。
設定から以下の画像の手順で、赤色画面表示に切り替わるとのこと。



